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結婚がこわい

結婚がこわい
香山 リカ
結婚がこわい
定価: ¥ 1,365
販売価格: ¥ 1,365
人気ランキング: 29819位
おすすめ度:
発売日: 2005-03
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
結婚がこわいの詳細を見る

結婚がこわいはお薦めの一冊です。
この世界を極めたいと思うなら是非、一読をお薦めします。

読むほどにこの世界に対する新しい理解が得られること請け合いです。まぁ、私がお薦めする理由もそこにあるのですけど・・・

難しく考えることなく気軽に読めて、それでいて読後のあなたの役に立つこと請け合いです。

レビューを拝見しても総じて評価の高い一冊のようです。あなたの理解を深めるためにも是非とも一読をお薦めするものです。

結婚=幸福,という大前提を疑うこと
 それが事実であるか否かとは関わりなく,結婚=幸福と考えられている。
 男性に比べて,女性は,結婚さえしていれば幸福であり,結婚していない女性を見下す権利があると考える傾向にある。

《女性には,中身のない「幸福」で補填しなければならないほど,欠けているものがあるのだろうか。あるいは,中身のない「幸福」によって,それを持たない人との差異を確認し安堵しなければならないほど,不全感が強いのだろうか。
 残念ながらその要素は否定できないと思う。
 それが生物学的な差によるものか,精神分析的な無意識の性差によるものか,あるいは「女性らしさ」という後天的な刷り込みによるものなのかはわからないが,多くの女性には,中身のないもので補填しなければならない欠落感や,人との比較でかろうじて自己確認しなければならないほどの不全感がある。》(167?168頁)

 筆者は,上記のような分析を踏まえて,次のように提言する。

《結婚や出産をするかしないか,が問題なのではなく,そうした人としない人がおかしな罪悪感や劣等感,敗北感を抱き,自分とは違う選択をしたどうしが”仲間割れ”を起こしたり,「私がこうしたかったわけじゃないのに」と選択の責任を親などの他者にかぶせたりする状況,さらにはそこに国家が介入してきて罪悪感などをかき立てるような状況こそが,大きな問題なのだ。
 私たちが目指すべきなのは,そういったおかしな感情,競争,社会の圧力からの解法であって,気持ちが本当に自由になれば,そこから後は結婚しようとしまいと,出産しようとしまいと,実は大きな違いはないはずである。そして,結婚した人もしなかった人も関係なく,「ああ,私の人生って充実してる」と満足感や肯定感を持てるはずなのだ。》(227?228頁)

 結婚・出産が女性にとって全てではないし,必ず幸福につながるというわけでもない,という当たり前の事実に,もう一度目を向けさせてくれる本。男性にとっても,結婚・出産ということの意味・価値を改めて考えるきっかけになるのではないかと思う。


誰かから見た幸せではなく
結婚しようがしまいが、子供がいようがいまいが、世間の幸せの評価よりも、自分がよいと思う幸せを大切にしたいと思いました。「就職がこわい」でも思いましたが、今まで読んだ結婚の関連本で一番しっくり思える内容でした。

結婚もいろいろ
自分自身にもわからない自分の欲求をわかってくれない男に対して怒りを感じる女性。
ああ、怖!

こういう人間と一つ屋根の下に暮らそうという男達よ、あなたは偉い。
というか、単なる勘違い?

とはいえ、香山さんのように理知的な女性もいるわけだ。
人生いろいろ、女もいろいろ、結婚もいろいろ。

自分と相性のよい異性を探せばいいのだけれど、それがどうしてなかなか難しい。
香山さんは「愛」以外のものを求めるのがいけないのだ、という仮説を披露している。確かにそうかも知れない。

他、「男も女もママが欲しい」とか「ラクこそすべて」とか、本質をついた現状分析が冴え渡る。

まとまった構成を持つ本ではないけれど、現代日本人の「結婚観」のようなものをうまくすくい上げていると思う。

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