海老坂 武

定価: ¥ 693
販売価格: ¥ 693
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おすすめ度:

発売日: 2000-05
発売元: 集英社
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新・シングルライフ (集英社新書)は評判にたがわぬ良書のようです。
まだお読みでないようでしたら是非にもお薦めします。
体系立てて書かれる文章は親しみやすく、頭で考えなくても自然に理解できる自分を感じることが出来ます。
意外と思うかもしれませんが、こういう本って少ないんですよ。
読後は是非新・シングルライフ (集英社新書)の世界の余韻に浸ってください。
私など「○○が××して」など・・・妄想しきりでした。
私だけでなく多くの読者も新・シングルライフ (集英社新書)の世界観には魅力を隠せないようですね。
ハッキリとお薦めです。ご一読あそばせ!
「弁解本」。
面白い傾向。
最近、「自分の境遇を弁解する本」が多い。
結婚できないと、「シングルライフ」と言い出す。
家族を持てないと、「家族制度は終わった」と言い出す。
離婚すると、「シングルマザーの勧め」と言い出す。
子供を保育園に預けて働かざるを得なくなると、「3歳児神話」と言い出す。
自分が得られなかったものは、なんでも「神話」と言えば済むと思っているらしい。
もてる知力を全て傾けて「自分の境遇を弁解」するのもいいけどさ。。。
・・・ただひたすら、そうした本は、「見苦しい」。
同境の士へのエールは必要だけどね。・・・わかるよ、わかる。
誰だって独身だったし、暗い井戸の底を覗き込むような将来への不安感も分かる。
どうか未来ある若い人が「シングルライフ」に巻き込まれませんように。
「状況シングル」の私
私は海老坂氏の分類によると、ガチガチの『原則シングル』ではなく、ましてや親に頼るような『擬似シングル』ではなく、心ならずも、なし崩し的にこうなっている『状況シングル』である。だからこそこの本は役に立つ。もしかしたらこのままシングルで終わるかもしれないような歳になってきて、シングルのままで本当に良いのか、それともだめなのか、シングルのメリット、デメリットをきちんと整理立てて考えさせてくれる本だからである。確かにシングルはすばらしい部分がある。それはこの本を読んでいっそう感じた。私は本当は海老坂氏のような生き方をしたかったのかもしれない。今『原則シングル』になれば、まだ間に合う。『真の恋愛は恋愛そのものが目的になるそれである。他の目的(打算・地位・権力)がはたらくのは擬似恋愛であり、原則シングルこそ真の恋愛に向いている。』という彼の主張は説得力があるし、『「死の不安」からは誰も決して逃げられない。結婚・非結婚によってその苦しさが変わることはない。我々に出来る事はせいぜい「死を飼いならす」ことぐらいなのだ』、という主張も理解できる。今シングルを貫けば、今の仕事を放棄して、つつましい生活をしながら、自由を求める生活をする自信はある。しかし、この本でもついには、老後の生活について、理想的な姿は描き切れていない。また、子供を作る体験を放棄することは当然であるとも考えているようだ。確かに子育ても人生の中のすばらしい体験のひとつに過ぎないだろう。しかし、私はまだそのことに未練を立ち切れないでいる。この本を読んだ後でも私は今だ未練たっぷりの『状況シングル』である。しかし、今の状況をきちんと見据える体験をさせてもらって感謝している。
